第26話:はだかの王さまのナゾのドレス
王さまが 新しいドレスを着て 町をあるいていると、
みんなが「すてき!」と大さわぎ。
でもよく見ると、ドレスは どこにも見えないような…?
大人たちは「見える」と言いながら、なんだか そわそわしているようす。
カーサとマァは、町のみんなのようすを じっと見つめていたよ。
- 町の人:「お、美しいドレスですな! …たぶん、見えてる…はず…」
- こども:「あれ〜? 王さま、おようふく わすれちゃったの?」
- カーサ:「みんな ほんとうにドレスが見えてたのかな?」
- マァ:「うーん…もしかして、ほんとうのことを言いにくかったのかもね…?」
――王さまのドレス、ほんとうはどうだったの?
そして、なぜ だれも 本当のことを言えなかったのかな?
「見えているふり」って、どういうことだろう…?
【Q1】本当のことを言えなかったのはだれ?
【Q2】その理由は?
本当のことを言うのって むずかしいよね