第16話:アリとキリギリスのひみつのもちもの
冬にそなえてアリたちは、一生けんめい食べものをあつめていた。
でもある日、くらの中の食べものが、少しずつへっていることに気づいた。
そばにはいつも、うたってばかりのキリギリスがいるけれど…?
カーサとマァは、アリのくらの近くで見はりをしてみることに。
すると、あることに気がついた――。
- アリ:「わたしたちは、ずっとせっせと運んでました。へるなんておかしいです!」
- キリギリス:「ボク?ずっとうたってたよ~。ほら、昨日も『チッチッチ~♪』ってね!」
- カーサ:「でも、きのうは一度もうた声が聞こえなかったよ?」
- マァ:「たしかにキリギリスのくつに、くらにあったまめがついてたけど…それだけじゃ決め手にはならないよね。」
――本当に、キリギリスは歌っていたの?
それとも… くらにしのびこんでいたのかな?
すこしだけ、きのうのことを思い出してみて。きっとヒントが見つかるよ!
【Q1】ほんとうにうたってた?
【Q2】どうしてそれがわかった?
冬じたくのナゾをいっしょに解こう!